色々とお世話になっているへかとんさんのコミックがでました。
へかとんさんがデビューされたのは随分前だったはずなのですが、コミックはコレで2冊目なのですね。
デスガイア2のコミカライズ版ということですが手に取ってみると、ああへかとんさんらしいなあ・・・と思う。というか、へかとんさんの”地”のまんまですな。暴走列車のごとくハイテンションで突っ走る乗りは、同人誌時代を知っている人にとっては懐かしいと思うし、ポプリで彼を知った人には新鮮に映る・・・かもしれません。
原作がデスガイア「2」ということなんだけど「1」しらねーよという人にも楽しめる親切設計で、原作付とはいいながらも、どういうわけか頭の先から尻尾の先までへかとん節。
ハイテンション一辺倒でなく、ポプリ連載時に試行錯誤されたであろう緩急を織り交ぜたストーリー展開に加えて、へかとんさんのもともとの持ち味である嫌味なくらい楽しそうな作画のノリが、原作との親和性が大変良いようで、これもまたキチンとプラスに働いてるのがよろしいです。
ああ、この本てのは、いろんな意味でへかとん集大成となっているんじゃないのでしょうかね。眼鏡もあるし。
各方面での評判もよろしいとの事。この作品を芯にして大人の階段をのぼるへかとんさんが見えるようです。
でわ最後に、へかとんさん出版おめでとうございます。
できましたらあと10ページほどママんをだしてください。