楽しみにしていた「らきすた」もとうとう終わってしまいました。キャラクターの人間関係が回り始め、キャラに厚みが出てきたかと思ってきたばかりのところに最終回。残念でなりません。
残る楽しみは電脳コイル。あの壮絶な伏線の張り方と畳み方には毎回驚かされます。すでに、他人にやられていないネタは無いと言われ続けて幾星霜のアニメ界ですが、地味に練りに練った世界観とキャラクターでキチンと独自色を出してくるあたり、まだまだアニメは大丈夫なのかもしれないと希望を持たせてくれる作品です。お気に入りは「サッチー」、芸の細かい演出と、ちょっとした動作の気持ちよさとかが無人機好きにはタマリマセン。他の官庁の管轄である神社や学校には入れないとか、かわいいなあと。
昨今色んな擬人化を見かけますが、自分だったらこうしたいなあ、こうできないかなあというのが色々あってちょっと気になっていたのが単発ジェット。ちょっとラフだけでも切ってみようと思っていたら結局とまらず色までつけちゃいました。というわけでF-2です。翼端にAAM-5、頭部にはFLIRと島津のネコミミHMDといった夢仕様。ASM-2の実弾とFLIRの色は最後までわかりませんでした。
個人的に1、2を争う好きな機体ですが、悪意ある誤解に付きまとわれ不遇な身の上は現在でも相変わらずです。実際、トラブルの殆んどは解決しているのですが、ネットでF-2の解説を扱うような方は、進空時(初期トラブルが多かった頃)に解説を書いて、その後の情報のアップデートをされないことが多いので、今でも「翼に亀裂が入る」と書かれたままのサイトも少なくないです。
抵抗の少ない小型な機体に複合材を大量に使用して軽量化。離陸して滑走路の端で音速を突破できるという大出力のエンジンとCCV制御の組み合わせにより、低中高度でF15を圧倒するという高い次元の飛行性能が自慢。更に大型の空対艦ミサイルを4発搭載しての4G旋回も可能という厨性能。現在でも様々な改修プランがあり着実に戦闘力を増していく頼もしい機体です。何より美人だ。
DVDも出ていますが、CCVによる不思議かつパワフルな飛びっぷりは一見の価値ありです。・・・とはいっても自分は実機を見たことが無いのですよね。総火演は行けなかったし、最寄の入間と百里は破滅的に混むし・・・。