teardrop Public Affairs Dep.

teardrop、ヘカトンパンチ!! 、ComicMarket81対応について

先日個人的に「ヤック・デカルチャー！」な良い体験をいたしました。色々と話したいこともあるのですが、まだ情報解禁となっていないのでそのうち話せるタイミングが来るのではないかと思います。

さて週末に迫ったコミックマーケット81についてお伝えします。

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・ComicMarket81 （東京ビッグサイト）

・12月30日（金）
   フ-31a：「teardrop」

・12月31日（土）
  テ-46a：「ヘカトンパンチ！！」（委託） 

新刊：金星探査機「あかつき」解説本

         「unrelenting  Pretty」
        ※表紙カラー 本文20ｐ   500円 

----既刊持ち込み予定----

  ・小惑星探査機「はやぶさ」本：そこそこ

 ・月探査衛星「かぐや」本_前編：そこそこ

 ・月探査衛星「かぐや」本_後編：そこそこ

--その他-----------------------------------------------

※1：イベント開場直後の高額紙幣の使用は大変申し訳ありませんが
       お断りする場合があります。
※2：既刊の持ち込みは極少数になりますのでお求めはCOMIC ZIN様の
       通販をご利用になると安心確実です。

 ・COMIC ZIN通販ページ

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翌日31日にはへかとん先生のサークル参加があります。
以下へかとん先生からのコメント。 

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へかとんです、さくっと告知だけですが冬コミ同人誌でますー
ムギマンボウのカレーなる生活３  
    B5　20ｐ　300円
サンプルのピクシブリンク↓
http://www.pixiv.net/member.php?id=617349

内容詳細むぎゅうがｇｄｇｄです。

・12月31日（土）
  テ-46a：「ヘカトンパンチ！！」
  ※teardrop新刊委託もあります

でわでわ冬コミお待ちしておりますノシ

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イベント情報は以上になります。

 以下、チラシの裏----
・テレビ：相変わらずテレビの無い環境です。普段はなくても困りませんけど、年末には震災当時のドキュメンタリーなども多いようでそういう時ばかりはテレビの有る環境が羨ましいです。坂の上の雲もDVDなど出ましたらいつかゆっくり観たいです。

・F-X：ひたすら意味も無くズルズルと続いていたF-X商戦もようやく終結。F-35Aという選定結果には特に驚きもなく、まあそうだろうなと。私個人としては決して嫌いな飛行機でもないのでこの判断でも支持したいところ。記念として、（キリがないので）普段買わないようにしているメカミリ雑誌を一冊だけ買いました。いろんな本を見比べてみましたがこの辺（amazon）が、テキストと写真のバランス的に気楽に読める感じ。日の丸をコラージュした写真を早く観たいので、来月以降の雑誌の特集も楽しみではあります。

・アニメ：「WORKING!!」は安心して見られますね。面白い。あとはgdgd・・・も面白いんだけどこれを今期ベスト、とか言ってしまうのは色んな意味でちょっと考えてしまいます。・・・なんというかｇｄｇｄ商法を見ていると、衰退しつつある日本経済の中で新しい成長モデルの姿を示唆しているような・・・気がします。

それではみなさま週末にお会いしましょう。暖かくしてお出かけ下さい。

 

 

 

 

 

「はやぶさ2」と来年度のお買い物

どうもご無沙汰しております。現在冬コミに向けて進撃中のためとりいそぎ用件のみ。冬コミでは「あかつき」本をだしますよ（予定）。空自F-Xのネタも少しくらい触れたいところでしたが・・・。

さて既にご存じの方も多いと思いますが、来年度予算において「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」は大幅な予算削減の方向で動いているとの報道が各所でなされています。

□小惑星探査機はやぶさHP
・はやぶさ後継機に関する予算の状況について
http://www.muses-c.isas.ac.jp/j/index.html

□松浦晋也のL/D
・はやぶさ2予算の危機について
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2011/12/2-e8f0.html

  かいつまんで解説をしてしまえば、

・「はやぶさ2」は予算がカットされてこのままでは2014年に打上げが出来ない。
・2014年打ちあげが出来なければ「はやぶさ2」は意味がない。
・次のチャンスは2026年。しかしその頃には関係者も技術も霧散してしまう。
・それはつまり小惑星探査ミッションそのものが日本から無くなる。

日本の衛星では予算削減の煽りを受けて打ちあげを年単位で後ろにずらされる、というのはよくある話。例えば、「あかつき」や「かぐや」、それどころか過去は「ひまわり」ですら打ちあげギリギリの予算が付いていた時代もあります。なのになぜ「はやぶさ」だけがこうして予算カットで取りざたされるかというと、2014年に打上げないと探査機が小惑星に届かず、研究そのものが続けられなくなってしまうから。

とはいえ、「ならば「はやぶさ」に増額すればいいではないか」という簡単な話でもありません。特に現在は失われて不在となった地球観測衛星「だいち」の後継機も速やかに打上げねばなりません（これだって後継衛星を予算化できていなかったのが原因なのですが・・・）。開発が走り出した「はやぶさ2」の70億円という予算は決して小さくありません。ここで使われた分、もちろん他の衛星が割を食うわけです。 

ですから国民としては、まずは来年度の予算で何に”投資”すればよいか？そこから考えなければなりません。

家計簿レベルの話でも同じ事が言えますが、出ていくお金をいくら削ってもそれだけでは前へ進めません。それが分かっているから誰もが子供に高い学費をかけて進学させるのです。高校と大学で7年間、かかる費用は馬鹿になりませんがそれを無駄だという人はいません。それは「はやぶさ」の様な20年先を見据えた技術開発も同様です。特に「はやぶさ」は、今になってアメリカが数倍の予算をかけて後追いでプロジェクトを立ち上げるほどの将来性のある案件です。

30年たてば国の産業はがらりと変わってしまいます。だからこそ来るべき30年後を見据えて今のウチから種を蒔いておかなければならないのです。