突然ですが、あのアオシマ文化教材社様から「はやぶさ」プラモが発売されるとのこと。前々から情報は有りましたが、いよいよモックが公開されました。いいですね、雰囲気でてると思います。今発売されている某所のガレキよりはグッと良さそうです。気になるところも色々あるのですが、まだモックとのことなので今後の監修に期待したいです。
【アオシマblog:はやぶさ続報3】
http://blog.livedoor.jp/aoshimabunka/archives/1024413.html
さて本題。衛星同人誌の配本について。明日、2月14日はコミティアですが、告知の通りteardropとしての参加はありません。その一週間後になりますが2月20日以降、COMIC ZINさまでの通販が動きそうです。こちらはもう手続きを取りはじめてますから、二月中には確実に動くかと思います。衛星本5「ミネルヴァ」衛星本6「かぐや(前編)」、加えて冬コミ新刊である衛星本7「かぐや(後編)」をお願いしています。冬コミ新刊のみならず、既刊二種も委託としてお願いできるのは、COMICZINさまへ問い合わせてくださった皆様のお陰です。ありがとうございました。
連絡としてもう一つ。「現代萌衛星図鑑」について。amazonさまでは品薄状態なのだそうで、皆様にご迷惑をおかけしております。例によって現在の三刷は書店さんにはガスガスありますし、在庫も補充されます。amazon様以外のネット書店さんでは普通に新品をご購入頂けます。間違ってもコレクターor中古などで無理なさらないようお願い致します。あとamazon様では一部立ち読みが可能になりました。購入に悩まれている方は判断の一助になさってください。
以上連絡終わり。
あとちょっと宇宙小話。
【sorae.jp:ロシア、ソユーズの搭乗料金の値上げを示唆】
http://www.sorae.jp/030605/3631.html
ロシアの宇宙船、「ソユーズ」が搭乗料金の値上げを打ち出したというニュースが出てきました。ソユーズは宇宙関係者なら知らぬモノはいない世界で一番安全確実な有人宇宙ロケットです。少し前まではお金持ちを宇宙ステーションに運ぶ宇宙旅行などもしておりました。現在世界には三つの有人宇宙ロケットがあります。一つはアメリカのスペースシャトル、そしてロシアのソユーズ、それと中国の神舟。ただし神舟は政治的な問題+アルファでISSへのドッキングは不可能。その中でシャトルはあと5回の打上で廃止になりますが、アメリカは後継の有人宇宙船がありません。つまりアメリカが宇宙ステーションに人を送る為にはソユーズに全てを託さねばならないのです。ロシア的にはこんなおいしい話はありません。これからしばらくは価格競争などしなくて良いのですから。ぶっちゃけ言い値です。
この話はちょっと見方を変えると、似たような話がいくらでも転がっていることに気づくと思います。宇宙に限って話をするのならロケットの部品の輸入や、人工衛星の打上げでも同じ事が言えます。それなりの値段で海外からモノが買えるのは、その方が海外のメーカにとっても得だからです。値段をつり上げたばかりに、「では自国で作ります」と言われるよりは、商売としてお客様になってもらったほうがなんぼかましです。しかし、自国に技術が無ければ相手国にボラれるがママです。
宇宙開発の世界でもミリタリーの世界でも「世界ではこんな安くていいものがある。だから国での開発を一切止めて輸入すれば安く付くではないか」この様な意見を見かけます。しかし、開発を止めて技術を失ったあとで、相手が同じ値段でモノを売ってくれるという保証は何処にもありません。それが国のインフラを支える技術ならなおさらです。努々心に留め置きたいモノです。
だからF-XはF-15SEでいいよね、と言う話でした。それではノシ