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2011/06/20

コメント

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当時の通信環境の話が出たのでちょっとだけお話を。

2003年当時、内之浦のあの辺で電波が入る携帯キャリアはauのみで、それもアンテナ1本立つか立たない…というかほとんど立つことがないという状況でした。
もちろんPHSなんか入るわけなく(というかモバイル定額サービス自体携帯会社含めてない)、内之浦観測所前の電話BOXは緑色(非ISDN)。携帯用のwebサービスも非常にお粗末なものしかなく、一般サービスとして携帯から書き込める掲示板を提供しているところはほとんど皆無に等しく(2ちゃんねるも不可)、現地からの実況は有志が立ち上げた携帯書き込み可能な掲示板(画像添付不可)を使うか、ノートPCに(宇宙作家クラブなら報道席の回線が使えますが、一般は)不安定な携帯つないで細い回線を手繰り寄せて細々と画像をUPしたりホームページをビルドするしかありませんでした。こんな感じで
※当時有志一同によって実際に行われた速報(但し、画像を添付した先は@niftyと契約を解除した為リンク切れ。内容は先日お渡ししたCD-Rやtwitterの@hayabusa8-1あてにつぶやいたものとだいたい同じです)
http://garlandjunction.web.fc2.com/030509soku.htm

パブリックビューイングも今のように打ち上げやドッキングなどイベントのあるたびにいろんなところでやってくれるはずもなく、…はやぶさのパブリックビューって相模原であったんだっけ?(当時、航空宇宙事業体統合前なので筑波と有楽町国際貿易センター、調布ではやらなかったはず)

当時の種子島もNTTドコモがさらに使えるぐらいでほぼ変わりなく、だから今「動画で生中継を一般の人が出来てしまう」というのを見てると、時代は本当に便利になったなぁ…。としみじみ思います。
こうやって発信媒体や発信内容(文字から画像、動画、モバイル生放送発信へ)など「個人が発信できる情報」がどんどん高度化されていったことがはやぶさ応援ムーブメントをここまで大きくすることが出来た一因であることは確かでしょうね。

今ではスマートフォンでISSや衛星・探査機がどこに見えるのか覗き見られるようなコンテンツもありますし、これから先、何がさらに可能になりどんな応援手法が出てくるか想像すると、オラァなんだかワクワクして(ry

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