■はい。みなさまご無沙汰しております。昨日29日は「はやぶさ」ノベルアプリver2.0配信を記念しての朗読イベント『宇宙探索のバトンを次世代へ』が開催されました。お越し頂いたみなさま、ありがとうございました。抽選に漏れてしまった方には大変に申し訳ないです。
リリースではあまり細かいご案内が出来ませんでしたが、当日みなさまによりよい時間を過ごして頂けるように、裏ではさまざまなドラマがありました。おかげで当日の会場には、その大きさと存在感にびびりまくりながらスタッフさんたちが搬入した「はやぶさ」+イカロス+M-5ロケット(JAXAさまからお借りしました)と、「おかえり、はやぶさ」様からお借りした「はやぶさ」リエントリカプセルの撮影プロップが並び、満を持してみなさまをお迎えすることができました。
いよいよ15時となり開演。ご挨拶のあと、司会のよしきくりんさんによる「はやぶさ」前半パートの朗読。バトンタッチして、後半、エンディングまでを「とある科学の超電磁砲」御坂妹役の声優ささきのぞみさんが情感たっぷりに読み上げます。朗読中に挿入して上映されたM-5の打上げシーンは「おかえり、はやぶさ」さんからご提供頂いた物を贅沢につかわせていただきました。
ささきさんによる凜としてそれでいて地に足のついた朗読は大変に素晴らしく、わたくしスタジオでの音源収録時に感極まって結構色々大変だったのですが、そのヤッ、ヤックデカルチャ!な気持ちを、会場のお客様にも十分味わって頂けたのではないかと思います。わずかな期間でしたが、台本の検討にはじまり、読み合わせ、演出意図のすりあわせ、発音のチェック、台本の再修正、収録、さらにパターンを変えて・・・声優さんというのプロの仕事の一端を間近で拝見することが出来、私個人としてもとても幸せな経験をさせて頂いたなあと思います。後でお話しを伺うと「はやぶさ」+「未来館」というキーワードで二つ返事でご快諾頂けたとのこと、ありがとうございます。
■イベント後半には事前告知の出来なかったゲストさま、JAXAイカロスプロジェクトリーダー森治先生が登場。「はやぶさ」からイカロス、そして将来のトロヤ群探査に向けた宇宙探査の流れを途中途中に笑いを挟みつつご講演頂きました。講演中は引きも切らない質疑応答にお答え頂きましたが、森先生はさらにイベント閉会後もお客さんに捕まりまくりで、1人1人のお客様の質問に精力的にお答えくださりずっと人垣が出来ておりました。
更なるゲストとしてイベントのトリを飾ったのは「おかえり、はやぶさ」といえば外せない着ぐるみ宣伝部長「はやぶさクン」さん。黄色く巨大な衛星バスは会場でも圧倒的な存在感を醸しだし、こちらはずっと記念撮影責めに。ゲストのお二方に負けぬ人気者振りを発揮しておりました。ささきさん、森先生、はやぶさクン、ありがとうございました。
イベント後にツイッターなどで感想を拝見しましたが、皆さんそれぞれの温度でイベントを楽しんで頂けたようで、関係者一同ホッとしております。最後の記念写真も皆さんにご協力頂き賑やかな楽しい写真が撮れました。おおよそ宇宙イベントとは思えない終始ほがらかな雰囲気で、ああこういう堅苦しくないイベントになって本当によかったなあと、参加頂いたみなさま、ゲスト様、スタッフさん、ひとりひとりに御礼を申し上げたいです。ありがとうございました。
というわけで、ささきのぞみさんによる全編朗読を実装したサウンドノベルアプリ「はやぶさ」ver2.0(iOS版)、環境をお持ちの方は是非よろしくお願い致します。実はささきさんの素晴らしい朗読の魅力を発揮できるようテキスト部分は細かいところがかなりチューンされております。楽しんで頂けたら幸いです。
■そして最後となりましたが今回のイベントにお力添え頂いた、宇宙航空研究開発機構さま、「おかえり、はやぶさ」さま、株式会社リバネスさま、会場をお貸し頂いた日本科学未来館様、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
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