金曜日には関東某所へ取材に出かけて参りました。普段であればまず目にすることも出来ず、ましてや撮影など一生叶わないロケーションでの撮影が出来ると言うことで普段と気合いが違います。
・・・などと書くと誤解を受けそうですが、実はこんなオチな訳で・・・
映画で使われた管制室のロケセットが、テレビ朝日のエントランスにそのまま移設されているのです。http://www.tv-asahi.co.jp/hq/atrium/contents/atrium/0258/ 2月20日までということで殆ど間がありませんけど宇宙研の管制室などまず見る機会がありませんので、この機会に是非足を運ばれることをオススメします。
以下、「はやぶさ -遙かなる帰還-」についての感想など(ネタバレ注意)
昔は映画など殆ど行くこともなかったしきしまですが、よく考えれば近所のショッピングモールの映画館にレイトショーで入ると時間も値段もお手軽と言うことに気づきまして、すこしづつ映画行く機会が増えてきました。今回はもちろん東映さんの「はやぶさ -遙かなる帰還-」。「はやぶさ」映像作品の三作品目にあたりますが、主演「渡辺謙」ということもあって注目度は一番高いみたいです。
「HAYABUSA BACK TI THE EARTH」を含む「はやぶさ」4作品はそれぞれに特色がありまして、「遙かなる帰還」は一番エンターテイメント色が強い映画という印象です。「はやぶさ」運用とその解説に関してはあまり重きを置いておらず、宇宙マニアが目を三角にして観る映画というよりは人間ドラマを中心に楽しむエンターテイメントな映画なのでしょう。それゆえに管制シーンなどもアレンジが色々加わっていて、無駄にカッコイイ「はやぶさ」運用シーンがあったりしてこれはこれで十分に楽しいです。とは言っても、これが2009年に公開されていたならば、この映画も日本最高の宇宙研映画としても十分通じたであろうくらいの宇宙研ガジェットはたっぷり入っています。三映画中で一番オペレータ萌えする作品ですね。
「はやぶさ」4作品を並べると、HBTTE、FOX、東映 松竹の順に、それぞれ綺麗な「はやぶさ」、よく分かる「はやぶさ」、カッコイイ「はやぶさ」、楽しい「はやぶさ」というイメージなのかな?
ドキュメンタリー色が一番薄い「遙かなる帰還」ですが、実は個人的には結構ポイント高い作品だったりします。というのもこの映画だけが「はやぶさ」コンテンツで取り扱って欲しかったテーマを扱っているから。
その辺をとつとつと語り出したらあまりにテキストが増えてしまったので、やっぱり割愛、今度2、3回に分けて語ってみようかなと思います。
ではまた近いうちにノシ